@article{oai:naruto.repo.nii.ac.jp:02000454, author = {森山, 倭成}, journal = {KLS Selected Papers}, month = {Jun}, note = {本論では,日本語における分裂文の統語構造について議論する。分裂文の派生には移動が関与していることが認知されており,先行研究では,この特性を捉えるために,空演算子移動分析と直接移動分析が提案されている。本論では,移動以外の統語特性に目を向ける。特に,(i) コピュラの構造位置,(ii) 前提節の構造,(iii) 焦点要素の構造位置について考察を加える。コピュラの構造位置については,TPの下位にとどまると論じる。前提節の構造については,前提節に丁寧語が現れることから,「の」は,CPを補部に取ることができると主張する。焦点要素については,焦点移動は起こさず,CopPの補部にとどまることを示す。それらの議論に基づいて,直接移動分析よりも空演算子移動分析の方が妥当であると結論付ける。, 本研究はJSPS科研費JP19J20008の助成を受けています。}, pages = {57--72}, title = {日本語の分裂文の統語特性}, volume = {4}, year = {2022}, yomi = {モリヤマ, カズシゲ} }