@article{oai:naruto.repo.nii.ac.jp:00025663, author = {長島, 真人}, journal = {鳴門教育大学情報教育ジャーナル, Journal of information education, Naruto University of Education}, month = {Mar}, note = {遠隔授業観察システムを活用した大学授業は,学生たちの音楽授業に関する観察力をゆさぶり,臨床的な指導力の育成を促す有効な場になる。特に,理論的な講義を展開している大学教員自身が自らの理論に基づいて授業を実践し,遠隔授業観察システムによって学生たちに観察させることは,音楽科教育の理論と実践を統合的に把握させていく上で極めて有効な場になる。しかしながら,ここで学生たちが展開した探究活動は,授業実践者としてではなく,授業観察者として展開した探究活動に留まっている。したがって,このシステムの活用によって育まれる授業観察力が,授業実践場面で有効に生かされ,授業実践力の育成に関連づけられていく場の工夫が必要になってくる。また,学生たち自身が,自らの授業実践者としての力量を反省的にとらえ直すガイドラインも必要になってくる。そこで,本稿では,学生たちの授業観察力と授業実践力の双方を関連づける場として,大学教員と学生とのT.T.による模擬授業の演習に着目し,筆者自身が試みたT.T.による音楽授業研究の実際から,その有効性と可能性を検討していく。また,学生たちが授業実践者としての力量を自己点検するためのガイドラインとして,評価スタンダードを開発していくために検討するべき問題を明らかにしていく。, 国立情報学研究所『研究紀要公開支援事業』により電子化。}, pages = {91--101}, title = {遠隔授業観察システムの活用から派生する音楽科教師教育の課題 : 授業実践力の育成をめざしたT.T.による模擬授業の可能性と評価スタンダードの構想}, volume = {4}, year = {2007}, yomi = {ナガシマ, マコト} }