@article{oai:naruto.repo.nii.ac.jp:00028076, author = {板垣, 暁歩 and ITAGAKI, Akiho}, journal = {鳴門教育大学国際教育協力研究, NUE Journal of International Educational Cooperation}, month = {Feb}, note = {青年海外協力隊としてサモア独立国の中高等学校に理数科教師として派遣され,活動した経験を基に,数学教育の現状と課題をまとめていく.サモアの学校において,算数・数学教育の向上は喫緊の課題となっている.その大きな原因の一つとして,教員の専門性と指導力の欠如が挙げられる.この改善のために,教育省が実施する基礎教育理数科教育改善プロジェクトの一環として行われてきた全国教員研修が重要な役割を果たす.とくに,教育省によって2006 年に発表されたナショナルカリキュラム政策枠組みの中で,生徒に身に付けさせるべき「本質的なスキル」の一つである「効果的にコミュニケーションをとること」に重点を置いた授業については改善の余地がかなり残っているとみられる.また,近年OECD によって発表された「協同問題解決能力」を育成するための手法の一つと言われている「協同学習」は,生徒の社会的スキルの向上だけでなく,数学の理解の深化や学習意欲の向上にも期待できることが分かってきている.教員研修を通じてこの考えや手法を共有し,サモアの教員の指導力向上を図ることが,数学教育が直面する課題に立ち向かう一つの方法であると考える.}, pages = {163--168}, title = {サモア独立国の数学教育の現状と課題 : 協同問題解決能力に着目して}, volume = {12}, year = {2019}, yomi = {イタガキ, アキホ} }