@article{oai:naruto.repo.nii.ac.jp:00028141, author = {十川, 泰子 and Togawa, Yasuko}, journal = {鳴門教育大学小学校英語教育センター紀要}, month = {Mar}, note = {小学校における英語の教科化、大学入試における民間英語試験導入など、日本の英語教育が、学ぶ側にとっても、教える側にとっても、大変な変革期を迎えている今、ディスレクシアの生徒にとって、英語を学ぶ難しさは猶のことである。ディスレクシア、あるいは、その傾向が認められる、つまり、読み書きに困難がある生徒への英語教育については、一部を除いて、ほとんど研究されてこなかったが、ここ数年、学会などでも取り上げられるようになってきた。しかし、英語教師のディスレクシアへの認識、また、個々の取り組みについてのデータ等は、いまだ不明といってよいだろう。筆者は、民間の英語教室を主宰し、幼児から大学生、社会人を教える傍ら、2013年から、イギリスノッティンガム大学マレーシア校教育学部修士課程に在籍し、2015年に、日本人の英語の先生を対象にアンケート調査を行った。日本人に限定したのは、英語圏においては、日本よりもディスレクシアに対する取り組みが進んでいるため、教師にも一定の知識があり、かつ、何らかの対応策を取っていると思われるためである。189人の先生方からご回答いただき(回答率74.6%)、先生方のディスレクシアに対する認識と知識には、相違点、類似点がいくつか見受けられた。また、これら困難を抱える生徒への教え方を工夫している先生がいること、ティーチャー・トレーニングへの興味もうかがい知ることができた。日本人の英語教師がディスレクシアへの知識を持ち、効果的な教え方を開拓することで、日本の英語教育を発展させることが求められる。}, pages = {37--50}, title = {日本人の英語の先生のディスレクシアに対する認識 : アンケート調査の結果から}, volume = {9}, year = {2019}, yomi = {トガワ, ヤスコ} }