@article{oai:naruto.repo.nii.ac.jp:00029696, author = {坂井, 武司 and 石坂, 広樹 and 赤井, 秀行 and 堀場, 萌枝 and SAKAI, Takeshi and ISHIZAKA, Hiroki and AKAI, Hideyuki and HORIBA, Moe}, journal = {鳴門教育大学国際教育協力研究, NUE Journal of International Educational Cooperation}, month = {Feb}, note = {ボリビアの算数教育の改善に向け,2017 年~2019 年にかけて,国際協力機構(JICA)の草の根プロジェクトが,鳴門教育大学によって実施された.本研究では,同プロジェクト開始前・期間中・終了後におけるボリビアの算数教育の変化とプロジェクトにおける研修の関係を考察し,開発途上国における授業改善モデルを開発することを目的とした.図形に関する副教材(ドリル問題)を開発し,その内容に係る教科内容・教授法に係る研修会を行い,学校現場におけるドリル問題の活用をモニタリングし,授業コンクールを行い,グッドプラクティスを対象教師全体で共有した.その結果,ドリル問題を活用することにより数学的背景を授業に取り入れやすくなるとともに,授業の質が変わることにより児童の理解が変わり,それが教師の教材研究に対する意識をも変えることにつながったことが分かった.研修の事前・事後に実施した算数テストの結果からも,教師の教科内容に関する理解,児童の図形に関する知識・技能が向上したことが確認された.同プロジェクトによって「数学的背景に関する研修」を経由しつつ,「数学的概念を形成する授業」が実現できたことから,模範となる算数科授業の実践ができる拠点校を増やし,ボリビアのみならず開発途上国に適した指導者養成研修の枠組みや拠点校型授業研究会のシステムを構築する必要性があることが結論付けられた.}, pages = {29--37}, title = {ボリビアにおける算数科の授業改善モデルに関する研究}, volume = {16}, year = {2023}, yomi = {サカイ, タケシ and イシザカ, ヒロキ and アカイ, ヒデユキ and ホリバ, モエ} }